ローヤルゼリーのロイヤラクチンとは

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ローヤルゼリーのロイヤラクチンとは

ロイヤラクチンとは、ミツバチがつくり出すローヤルゼリーに含まれている栄養素の1つです。
ローヤルゼリーには40種類以上の栄養素が含まれていることがこれまでの研究によって判明していますが、ここではその中のロイヤラクチンについて探っていきます。

ミツバチの世界では、たった1匹の女王蜂が卵を産み続けることで社会を形成しています。
そして働きバチはその手助けをするために、その名の通りにひたすら働き続けます。
ミツバチがつくり出すモノと言えばハチミツが最も有名ですが、ローヤルゼリーもハチミツと並んで、約半世紀に渡り日本でも健康食品として親しまれてきて、特に近年ではそれを配合した商品やサプリメントなどがテレビでもたくさん紹介されるようになっているので、ハチミツ同様に知名度が高まっています。

ハチミツは働きバチが食べる餌ですが、ローヤルゼリーは女王蜂だけが食べる餌のことです。
ローヤルゼリーだけを食べる女王蜂は、働きバチに比べて2倍~3倍もの体格をしていて、寿命は40倍にもなると言われています。
女王蜂も働きバチも、もともと同じ卵から産まれたことには変わりなく、女王蜂になるのに遺伝的要素は全くありません。
したがって、女王蜂の餌には何か特別な成分が含まれていることが昔から推測されていましが、その実態は最近まで解明されていませんでした。
しかし研究によってそこに含まれるロイヤラクチンが、女王蜂への分化を誘導する因子になっていることがわかりました。

研究によるとロイヤラクチンをショウジョウバエに投与した結果、体格が大きくなり、寿命も延びたことが確認されました。
ロイヤラクチンがもたらす効果はまだ完全には解明されていませんが、人間にとってもロイヤラクチンは体内で有効な働きを持つ健康成分であることはわかっています。
すでに生活習慣病の予防と改善や、アンチエイジング効果がある成分として注目されていて、多くの健康食品に配合されています。

このように、ローヤルゼリーに含まれるロイヤラクチンは、女王蜂への分化を誘導する因子であり、人間にとっても高い健康効果や美容効果をもたらすことがわかっています。
まだロイヤラクチンがもたらす全ての働きは解明されていませんが、今後も様々な効果を生み出す健康成分として注目されています。
ローヤルゼリー初心者はランキングから選んでみるのもいいですね。

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